研究の目的
Research purpose
内閣府 戦略的イノベーション推進プログラムのプロジェクト「統合型ヘルスケアシステムの構築」におけるサブ課題D「デジタルツインのための先進的医療情報システム基盤の開発」では、医療デジタルツインを活用したソリューションの実現に向けて、電子カルテ・部門システム等に蓄積された医療データを、ベンダー・システムの垣根を越えて収集・統合するための基盤・技術を開発します。
テーマD-2「統合型の医学概念・知識連結データベースの構築及び医療文書の自動分析基盤の整備」では、既存の医療・医学関連の辞書やリソースをまとめた大規模な医学概念・知識連結データベースを開発します。さらに、構築したデータベースをもとに、医療データから構造化情報を取得するための医療言語処理基盤を開発します。加えて、これらの開発したリソースを利用して医療者・患者それぞれに向けたシステムの開発による社会実装を行います。
研究の概要
Research overview
本研究は、医学概念・知識連結データベースおよび医療言語処理基盤を開発します。FHIR準拠の医療情報システムに医学概念DBや医療言語処理基盤を搭載することで医療者の業務効率化を支援するとともに、病院データや文書を患者が理解しやすいように言い換えるといった患者向けのアプリケーションを開発し、社会還元することを目指します。
インフォメーション
Information
- 2024/09/06 サイトを更新しました
研究体制
Structure
研究開発責任者
国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学(先端科学技術研究科・教授 荒牧 英治)
共同研究開発機関
国立大学法人 東京大学
国立大学法人 愛媛大学
研究開発チームへの協力機関
株式会社アイアール・アルト
株式会社シルク・ラボラトリ
MatBrain株式会社
株式会社プレシジョン